2015年05月13日

オーディオ

ヘッドホンアンプキット LV2-HPAM-KIT 作成方法

今回は、LVのヘッドホンアンプキット LV2-HPAM-KITの製作について紹介します。
このヘッドホンアンプキットは、高音質な回路を採用しており、LV-2.0アンプキットPremiumに搭載されているものと同じです。
LV-2.0アンプキットのBasicやMiiniのヘッドホンアンプ高音質化キットとしてご利用頂けます。
ご利用されるヘッドホンに合わせたインピーダンスの切り替えやクロスフィード回路なども搭載されていますので、
手軽に高音質ヘッドホンアンプにする事が可能です。

 

1.準備するもの
(1) ヘッドホンアンプキット LV2-HPAM-KIT
(2) LV-2.0アンプキットなど  LV-2.0 BasicMini
※LV-2.0アンプキットPremiumに同梱されているヘッドホンアンプも同じものです。作り方の参考にしてください。

 

2.必要工具

(1)ハンダごて、ハンダ (ハンダづけ作業時は、やけどに注意してください)
(2)ニッパー、ラジオペンチ
(3)+ドライバー
(4)ピンセット
(5)六角レンチ(2mm) (アンプキットのカバーを開け閉めする時に必要です。)
(6)テスター

 

工具の使い方について説明しています。制作時の参考にしてください。

・ 電子工作に必要な工具の種類と使い方 【ハンダ付け編】 【ワイヤー処理編】 【測定編】 【穴あけ編】

 

3.組み立て手順

①これが、キットに入っている部材です。

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②このキットは、部品点数が比較的多いので、写真のように、使用する部品を分けておくと作業がし易いです。

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★抵抗のカラーバーは、とても紛らわしいので、注意して分類してください。 出来れば、テスターで測定して確認する事をお勧めします。
★部品リストと回路図で抵抗の表記が違っていますので注意してください。 例えば 4.7Ωの抵抗は、部品リストでは[4.7] 回路図では[4R7]と表記されています。

 

 

③それでは、いよいよ部品をハンダづけしましょう。
基本は、背の低い部品から取り付けていきますが、ピン数の多いソケットを先につけるほうが作り易いと思います。

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★ソケットは、切り欠きの位置を基板の印刷に合わせてまず端の1ピンだけをハンダづけをして、ハンダごてを当てながら基板とすき間ができて浮いてしまわないように密着させてください。
この時、ピンが熱くなりますので、ヤケドに注意してください。 その後、全てのピンをハンダづけします。

 

 

④次に小さい抵抗をつけます。

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R7,R8,R32,R31,R9,R10の6本をハンダづけします。

 

 

⑤次に大きい抵抗をハンダづけします。

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⑥小さいコンデンサーを取り付けます。

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★小さいコンデンサーは向きはありません。赤いコンデンサーは基板に密着させて取り付けますが、青いコンデンサーは、リード(足)を曲げるときに本体に力がかからないように写真のように少し浮かせて取り付けてください。

 

 

⑦次に白いソケットとピンヘッダーを取り付けます。

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★白いソケットは、向きがあります。切り欠きの位置を基板の印刷と合わせて差し込んでください。

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★ピンヘッダーは、ソケットと同様に端の1ピンだけをハンダづけして基板に密着させてください。
ハンダごての熱を加えすぎると、ピンがずれたり、抜け落ちたりしますので注意してください。

 

 

⑧LEDを取り付けます。

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★LEDは、向きがあります。リード(足)の長いほうがアノードで短い方(カソード)に向かって電流が流れます。
写真のように、カソード側を基板の印刷の白線が太いほうに取り付けてください。

 

 

⑨最後に電解コンデンサーを取り付けます。

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★電解コンデンサーも向きがあります。 コンデンサーに白いラインのあるほうがマイナス(-)です。 基板の印刷の白線の太い方にマイナスを合わせてください。

 

これで、基板は完成です。(ハンダ付けの部品はもうありません。 ハンダごての電気を切りましょう)

 

⑩次にワイヤーにコネクターを取り付けます。

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★コネクターの穴があいている方とワイヤーのピンのツメがある方を合わせて差し込みます。

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★全てのワイヤーにコネクターをつけ終わった状態です。(セットによっては、全部のワイヤーを使用しません。)

 

 

⑪スペーサーをつけて、ジャンパーソケットをセットしましょう。

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★上の写真は、出力インピーダンスをHighにクロスフィードをOFFに設定した場合です。

 

 

⑫アンプに組み込みましょう。 今回は、LV-2.0 アンプキット MINIに組み込んだ場合を説明します。

(Premiumの場合も全く同じです。)

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★写真の位置に10mmのスペーサーとM3×5mmのネジで固定します。

 

 

①電源を入れて電圧確認をします。

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★まずW17の電源ワイヤーだけを接続して本体の電源を入れます。写真のように緑のLEDが点灯します。

 

 

②電圧の確認

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★GNDとオペアンプのソケット4ピンー12Vがかかっている事を確認します。
(GNDは、シャーシの導通のあるところに接続してください。)

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★同様に8ピン+12Vがかかっている事を確認します。

 

 

③電源を切って、十分電圧がさがったら、オペアンプ(IC1)をソケットに差し込みます。

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④再度電源を入れて電圧を確認します。

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★オペアンプ IC1の1ピン7ピンの電圧を確認します。(10mV以下

 

 

⑤電源をオフしてトランジスタを取り付けて、電圧を測定します。

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★トランジスタの向きと位置は説明書をよく見て取り付けてください。 写真のソケットの向きは、説明書と反対ですので注意してください。
GNDCN21ピン4ピンの電圧を測定します。(50mV以下

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⑥これで、動作確認が無事に終了しました。 最後にコネクターをつないで完成です。

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★LV-2.0 MiniやPremiumの場合は、電源のW17と、入力 W7 出力 W18の3本を接続すれば終了です。

 

以上でヘッドホンアンプの組立ては終了です。トップカバーを閉めて高音質のヘッドホンサウンドをお楽しみください。

 

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