セミナー

【開催報告】エンジニアと一緒にプログラミングで遊ぼう!学ぼう!マイコンレーサー体験セミナーを開催

2017年11月23日(木・祝)、現役エンジニアからやさしく学べる
「エンジニアと一緒にプログラミングで遊ぼう!学ぼう!マイコンレーサーを走らせよう!」
体験セミナーを電気通信大学UECアライアンスセンター100周年記念ホールにて開催いたしました。

本セミナーでは、ルネサスエレクトロニクス社の現役エンジニアが講師となり、
直感的に操作できるビジュアルプログラミングツール(ブロックコマンダー)を使って、マイコンレーサーを
真っすぐ走行するよう、モーターの出力を制御させるコツや、
マイコンレーサー前方についている4つのセンサーが反応した時に左右のタイヤのパワーバランスを
どう制御することでスムーズにライントレースしながら走行させることができるかを学習しました。


参加者は、親子8組と、大人が3名、皆様熱心に講師の説明に耳を傾けていました。

説明が終わった後はテスト走行です。説明を聞いて理解してもなかなか思うようには走ってくれません。
思い通りに走行するまでエンジニアにアドバイスをもらいながら何度も何度も、繰り返し設定プログラムを書き換えてテスト走行です。


コーナーリングを重視するとタイムは伸びない、しかしスピードを追い求めるとコースアウトのリスクが高まります。
皆さん時間いっぱいまでベストな設定を探し続けました。



最後は、全員が見守る中、一人ずつタイムアタックに挑戦です。
2回のコースアウトで失格、刻々と時を刻むタイム計測器と自車を見つめながら手に汗を握る熱戦を制したのは、
小学三年生の男の子でした。



今回は、3時間という短い時間での体験セミナーでしたが、参加者はプログラミングを体験し
繰り返しマイコンへの書き込みを行うことで、プログラミングが身近なものになったのではないかと思います。
 
この先の未来はどのようになっているでしょうか?
人が運転しない自動車、友達のようにおしゃべりができるロボットがいたり、そんな未来をつくるのが
小さなコンピュータ「マイコン」です。
  
いま、世界のエンジニアは、そういう未来を実現するいろいろなコンピュータをつくっています。
今回参加した方の中から、将来エンジニアになって、そういう未来を「つくる人」になってるかもしれません。
 
今後もこのような企画を開催していければと存じます。

ページトップへ