スキルアップセミナー「インフィニオン製高性能センサー」「マイコン制御」「センサー応用」参加者募集中！

　マルツエレックでは、インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社との共催により、インフィニオン製の高性能気圧センサー＆MEMSマイクの活用例をご紹介する無償セミナーを開催いたします。

　気圧センサーの DPS310 は、業界最高精度の測定精度5cmの高精度、低消費電流で、圧力と温度の両方を測定することができる、小型のデジタル気圧センサーです。インフィニオン社は、従来から車載用を中心に大気圧センサーや圧力センサーを開発/販売していますが、DPS310はモバイル/ウェアラブル機器やIoT機器向けのデバイスです。

○DPS310気圧センサーの主な仕様
・動作範囲：圧力300～1200hPa、温度－40～＋85℃。
・圧力センサー精度：±0.005hPa(±0.05m)(高精度モード)
・相対精度：±0.06hPa(±0.5m)
・絶対精度：±1hPa(±8m)
・温度精度：±0.5℃
・圧力温度感度：0.5Pa/K
・測定時間：標準モードで27.6ms、低精度モードの場合は3.6ms
・平均消費電流：圧力測定で1.7μA、1Hzサンプリングレートで温度測定で1.5μA
・待機時消費電流：0.5μA
・電源電圧：1.2～3.6V(VDDIO)、1.7～3.6V(VDD)
・動作モード：コマンド(マニュアル)、バックグラウンド(自動)、スタンバイ
・測定補正用の係数で個別にキャリブレーション
・FIFO：最大32の圧力または温度測定値を格納
・インターフェース：I2C、SPI(両方ともオプションの割り込みあり)
・サイズ：8ピンLGA、2.0×2.5×1.0mm
・RoHS準拠

　MEMSマイクのIM69D130は業界最高SN比69dBで、AOP130dBSPLで低ノイズの製品です。IM69D130の用途は、ビデオカメラやテレビ会議システムの音声キャプチャ、スマートスピーカーやホームオートメーションの音声ユーザーインターフェース、ヘッドホンやイヤホンのノイズキャンセラ、セキュリティシステムの音声パターン検出など、今後が非常に期待されている分野です。

○IM69D130の主な仕様
・ダイナミックレンジ：105dB
　　　- SN比 69dB(A)
　　　- 128dBSPLまでの全高調波歪み<1％
　　　- 130dBSPLの音響過負荷ポイント
・感度(±1dB)と位相(±2°@1kHz)が一致
・ロールオフ周波数は28Hzで平坦な周波数応答
・A/D変換速度：6μs@1kHz
・電源電圧：1.62～3.6V
・消費電流：1mA
・PDM(Pulse Density Modulation)出力
・PDMクロック周波数によって決まる電力最適化モード
・無指向性のピックアップパターン
・動作温度範囲：－40℃～＋70℃
・サイズ：4×3×1.2mm　

　ものづくりの分野では、近年IoTを活用した取り組みが急速に進められています。あらゆるモノに様々なセンサーを搭載し、センサーから得た情報を処理・加工して日々の生活をより豊かにしていこうと取り組みがなされています。どちらの製品もIoTアプリケーションに適しています。

○セミナー開催要項
・講師：インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社
・日時：5月25日（金）14:00～16:30
・場所：マルツエレック本社（東京本社）【MAP】
　　　　千代田区外神田5丁目2-2 セイキ第一ビル7F
・料金：無償
・定員：20名
・対象者：
　・センサーをもっと活用したい方
　・センサーの評価をされている方
　・センサーに興味がある方
・セミナー内容：
　1.Infineon製Pressure Sensorの紹介
　2.Infineon製MEMS MICの紹介
　3.その他Infineon製品の紹介
・ご持参物
　・お名刺
　・筆記用具

　詳細情報＆お申込みはこちらからお願い致します。
　http://select.marutsu.co.jp/list/detail.php?id=576

　今回紹介する2つのセミナー“【5月23日開催】「マイコン制御の実際」～ライントレースカーの組み立てと制御～”と“【5月24日開催】「各種センサーの原理と応用」”は、電子回路・制御を勉強したけれど実際に使った経験のない方や、初級エンジニアの方に最適なセミナーです。ベテランエンジニアの講師による少人数のセミナーで、電子回路基礎の次の段階を目指します。

○【5月23日開催】「マイコン制御の実際」～ライントレースカーの組み立てと制御～

　「マイコン制御の実際」～ライントレースカーの組み立てと制御～では、まず、電子制御、メカトロニクスの一般的構成、原理について説明します。次にライントレースカーの構造（４つの赤外線センサー、マイコン、モータードライバ、2つのモーター）と動作原理（コースの識別の原理とモーターのPWM制御）について説明します。

　実際にライントレースカー、マイコンレーサー2を組み立て、ブロックコマンダーというビジュアルプログラミング言語を使って楕円コースをきれいに速く走らせたり、クランクコースやレーンチェンジコースを走らせます。C言語の知識は不要です。

※キーワード：制御、電子制御、メカトロニクス、ロボット、マイコン、センサー、アクチュエータ、
　　　　　　　ライントレースカー、赤外リフレクタ、モーターPWM制御、プログラミング

○セミナー内容
・電子制御、メカトロニクスとは
・マルツライントレースカー、マイコンレーサー2の構造と動作原理
・ライントレースカーの組み立てとプログラム環境のインストール
・組立評価とモーターバラツキの補正、プログラミング
・オーバル（楕円）コース走行　プログラム、評価、修正
・クランク、レーンチェンジコース走行　フィードフォワード制御

○セミナー開催要項
・講師：磯　佳実　氏
・日時：5月23日（水）13:30～17:00
・場所：マルツエレック本社（東京本社）【MAP】
　　　　千代田区外神田5丁目2-2 セイキ第一ビル7F
・料金：11,000円（テキスト、マイコンレーサー2キット、コース、電池を含む）　
・定員：7名
・対象者：
　・電子制御を勉強したい方
　・電子回路、マイコン、制御の基礎を学習された方で、実際の設計・業務に役立てたい方。
　・企業での研究・開発・設計・検査業務に役立てたい方
・ご持参物
　・Windowsパソコン（ライントレースカーのデバイスドライバとプログラム環境をインストールします）

　詳細情報＆お申込みはこちらからお願い致します。
　http://select.marutsu.co.jp/list/detail.php?id=639

○【5月24日開催】「各種センサーの原理と応用」

　「各種センサーの原理と応用」では、電子制御、メカトロニクスの入力として使われる各種センサーの種類と原理について説明します。その後、代表的センサーの応用例としてとして温度センサーによる温度計、ひずみゲージセンサーによる重量計、加速度センサーによる速度計や赤外線センサーによる脈拍計などについて応用例を説明します。各種センサーの仕様書、要素技術としての増幅器とA/Dコンバーターについても説明します。

キーワード：電子制御、メカトロニクス、光、赤外線、温度、位置、加速度、磁気、圧力、音、におい、
　　　　　　増幅、A/Dコンバーター

○セミナー内容
・制御システムの構成とセンサーの位置づけ
・各種センサーの動作原理
・センサーシステムの要素回路　増幅器とA/Dコンバーター
・代表的センサーの応用例
　温度計、キッチンスケーラー、バットのスイング速度計、脈拍計
・S4Aによるデータ収集の紹介　

○セミナー開催要項
・講師：磯　佳実　氏
・日時：5月24日（木）13:30～17:00
・場所：マルツエレック本社（東京本社）【MAP】
　　　　千代田区外神田5丁目2-2 セイキ第一ビル7F
・料金：10,000円
・定員：7名
・対象者：
　・電子回路を勉強したい方
　・電子回路、マイコン、制御の基礎を学習された方で、実際の設計・業務に役立てたい方。
　・企業での研究・開発・設計・検査業務に役立てたい方
・ご持参物：
　・筆記用具
　・電卓

　詳細情報＆お申込みはこちらからお願い致します。
　http://select.marutsu.co.jp/list/detail.php?id=640