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Raspberry Pi用のPmod拡張ボード「Pmod HAT Adapter」好評発売中!

 マルツエレックはDigi-Key社と業務提携し、Digi-Key社取扱いの全製品を1個からマルツでご購入頂けるようになりました。Digi-Key社のWebサイトと同様の製品ラインナップがマルツオンラインに掲載されています。

 

 

 今回はその中から、米国Digilent社Raspberry Pi用Pmod拡張ボードをご紹介します。

 Digilent社は、ワシントン州立大学の2人の教授により2000年に設立されたワシントン州プルマンに拠点を置く教育用電子機器を開発/販売するメーカーですが、2013年にLabVIEWで有名なナショナルインスツルメンツ(NI)社に買収されました。したがって、現在はNI社の傘下にありますが、自社製品以外に、ザイリンクス社、アナログデバイセズ社、サイプレス社、マキシム社など大手企業のOEM設計および製造を請け負っています。

 

 PmodはDigilent社の商標ですが、Peripheral Moduleを略して名付けられたものです。すなわち、Pmodはホストコントローラに接続して使用する周辺モジュールおよびそのI/O規格の名称です。Pmodの端子には、ピン数が6ピン(6ピン×1列)、8ピン(4ピン×2列)、12ピン(6ピン×2列)の3種類があります。全てのピン間隔は、2.54mmピッチです。

 ・6ピン:デジタルI/Oピン×4、電源ピン、グラウンドピン
 ・8ピン:デジタルI/Oピン×4、電源ピン×2、グラウンドピン×2
 ・12ピン:デジタルI/Oピン×8、電源ピン×2、グラウンドピン×2

 電源は、ホスト側のボードから供給されます。Pmodモジュールに供給される電力の上限は規定されていませんが、目安は100mAです。

 現在、数多くのPmodモジュールが開発されており、機能ごとに6つのカテゴリ(入力、出力、通信、コネクタ、電力、その他)に分類されています。

 

 

 Pmod HAT Adapterは、Raspberry Piの40ピンGPIOコネクタに接続して使用するPmodの拡張ボードで、12ピンのPmodポートが3個用意されています。Pmod HAT Adapterを使用すると、PmodモジュールをRaspberry Piにプラグ&プレイで簡単に接続することができます。

 

 ●Pmod HAT Adapterの主な仕様
 ・対応ホスト:Raspberry Pi Model A+/B+/2B/3B/Pi Zero W/Pi Zero
 ・インターフェース:SPI、UART、I2C、GPIO
 ・電源:Raspberry Piより供給、DC5Vを外部より供給可能
 ・5Vバレルジャック(オプション)
 ・Pmodロジックレベル:3.3V
 ・HATロジックレベル:3.3V
 ・基板サイズ:65mm×56.5mm

 

 

Pmod HAT Adapter
【410-366】 2,582円

 

 

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