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動き/照明/温度/湿度に加えて騒音やVOC/CO2濃度も測定できる「AmbiMate MS4センサモジュール」好評発売中!

 今回は、TE Connectivity社の取り付けが簡単な「AmbiMate MS4センサモジュール」をご紹介します。TE Connectivity社は、米国Tyco International社から分社化されてできたグローバル企業で、本部はスイスに置かれています。日本法人はタイコエレクトロニクスジャパンです。

 近年ではIoTの普及と共に、エネルギー管理や大気質管理を行うことの重要性が増しており、装置に簡単に取り付けられる小型で低価格なセンサモジュールが必要になってきています。AmbiMate MS4センサモジュールは、そのような要求に最適な製品です。用途は、小規模なセンサ装置としてだけでなく、ビルの冷暖房空調設備や照明器具のコントロール、工場内の環境状況のチェックなど様々です。

 

 AmbiMate MS4センサモジュールは、搭載されているセンサと端子の接続方法の違いにより12種類の製品が用意されています。動き/照明/温度/湿度の4つのセンサはすべて共通ですが、4つのセンサのみのタイプ、を検出するマイクロホンが追加されたタイプ、揮発性有機化合物(VOC)と等価二酸化炭素(eCO2)を測定するセンサが追加されたタイプ、これらすべてを搭載したタイプの4種類があります。

 また、本モジュールには7本の接続端子がありますが、接続方法の違いによりキャスタレーション、ピンヘッダ、スルーホールの3種類の製品があります。キャスタレーションは、基板の側面に半円のスルーホール加工を行って表裏を導通させます。

 

●AmbiMate MS4センサモジュールの主な仕様
・電源電圧:3.1V~3.5V
・消費電流:10mA(max)
・オーディオ出力感度:-25dBV~-19dBV
・オーディオ出力周波数範囲:100Hz~10kHz
・温度センサ:-5℃~+50℃±0.3℃(取得レート1秒毎)
・相対湿度センサ:5%~95%±2%(取得レート1秒毎)
・モーションセンサ:応答0.5秒以下、割り込み駆動
・照度センサ:取得レート1秒毎
・マイクロホン:アナログオーディオ入力、応答0.5秒以下、割り込み駆動
・VOC:0~1187ppb(取得レート1分毎)
・eCO2:400~8192ppm(取得レート1分毎)、VOC濃度に基づく測定
・オーディオ出力感度:-25dBV~-19dBV
・オーディオ出力周波数範囲:100Hz~10kHz
・I2Cインターフェース
・動作温度範囲:-5℃~+50℃
・基板サイズ:32mm×16mm

 

AmbiMate MS4センサモジュール
(VOC、eCO2、マイク、キャスタレーション)
【2316852-2】 4,529円
AmbiMate MS4センサモジュール
(VOC、eCO2、マイク、スルーホール)
【1-2314291-2】 4,187円

 

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