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Kirin970を搭載したAIコンピューティングプラットフォーム「HiKey 970開発ボード」好評発売中!

 最近、AI技術が急速に進歩し、様々に応用され始めています。そして、携帯電話や自動運転システムなどではリアルタイムの処理が要求されるため、エッジコンピューティングに注目が集まっています。エッジコンピューティングとは、AI処理をサーバーなどユーザーから離れた場所で行うのではなく、端末などユーザーに近いところで処理を行うことです。

 NPU(Neural Network Processing Unit)はAI処理専用のプロセッサですが、CPUの負担を減らすためにエッジコンピューティングにおいては必須のデバイスになると考えられています。すでにiPhoneなどには同様の機能が搭載されて活用されています。そして、HiSilicon Technology社が、世界初のNPUを内蔵したAIプロセッサKirin 970を開発しました。HiSilicon Technology社は中国の深せん市に本拠を置くファブレス半導体メーカーですが、もとはファーウェイ社のASICデザインセンターでした。

 Kirin 970は、4コアのARM Cortex-A73(2.36GHz)、4コアのARM Cortex-A53(1.8GHz)、GPUにARM Mali-G72MP12などを搭載したSoCで、スマートフォンのHuawei Mate 10に採用され、画像処理フィルタとして使用されています。

 最近、AI技術が急速に進歩し、様々に応用され始めています。そして、携帯電話や自動運転システムなどではリアルタイムの処理が要求されるため、エッジコンピューティングに注目が集まっています。エッジコンピューティングとは、AI処理をサーバーなどユーザーから離れた場所で行うのではなく、端末などユーザーに近いところで処理を行うことです。

 NPU(Neural Network Processing Unit)はAI処理専用のプロセッサですが、CPUの負担を減らすためにエッジコンピューティングにおいては必須のデバイスになると考えられています。すでにiPhoneなどには同様の機能が搭載されて活用されています。そして、HiSilicon Technology社が、世界初のNPUを内蔵したAIプロセッサKirin 970を開発しました。HiSilicon Technology社は中国の深せん市に本拠を置くファブレス半導体メーカーですが、もとはファーウェイ社のASICデザインセンターでした。

 Kirin 970は、4コアのARM Cortex-A73(2.36GHz)、4コアのARM Cortex-A53(1.8GHz)、GPUにARM Mali-G72MP12などを搭載したSoCで、スマートフォンのHuawei Mate 10に採用され、画像処理フィルタとして使用されています。

 今回ご紹介する「HiKey 970開発ボード」は、Kirin 970を搭載した96Boards規格準拠の高性能な開発ボードで、ロボット工学から自動運転システムまで幅広い応用をターゲットにしています。96Boards規格は、最新のARMベースのプロセッサを妥当なコストで開発者が利用できるようにするためにLinaroによって作成されたハードウェア仕様です。仕様は公開されており、使用するSoCにとらわれない開発プラットフォーム用の標準ボードレイアウトを定義しています。Linaroは、ARM、IBM、TI、Samsungなどにより設立されたARMプロセッサに関するオープンソースを支援するエンジニアリング組織です。

 Hikey970開発ボードは、周辺機能に6GB LPDDR4 RAM、64GB UFSストレージ、ギガビットイーサネット、Wi-Fi、Bluetooth、GPS、PCIe Gen2、CANなどを搭載しています。さらに、HDMI 2.0a経由で4Kディスプレイをサポートし、Type-C対応のUSB 3.0を備えており、対応OSとしてUbuntu、Debian、Androidなどを実行することができます。

 ボードサイズは100mm×85mm×10mmとなっており、HuaweiのHiAI SDKと、DCプラグ(外径5.5mm、内径2.1mm)をEIAJ-3プラグに変換するケーブルが付属しています。

 

HiKey 970開発ボード
【102110139】 36,800円

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