2016年01月10日

オーディオ

LV2.0 Premiumの製作 【LV2-KIT-PREMIUM】 1.準備、フロントパネル、リアパネル、トランスの取り付けなど

LV2.0 Premiumの製作 1.準備、フロントパネル、リアパネル、トランスの取り付けなど

 

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今回は、LV2.0シリーズの最高峰であるPremiumのキットを紹介いたします。

Premiumは、ハイレゾ対応するUSB-DACや、高音質ヘッドホンアンプなどを搭載したアンプキットです。

表示は有機ELでリモコンも付属していますので、操作性や見た目も市販のアンプにひけを取りません。

ハンダ付けが必要なのは、ヘッドホンアンプキットだけなので、あとは、ドライバーがあれば簡単に組み立てられます。

組み立てキットですが、最新のハイレゾに対応しており、192KHzのリニアPCMやDSD256の再生ができます。

組み立てたらスピーカーとパソコンを接続してすぐに高音質の再生が可能となります。

また、全ての回路と部品を公開していますので、簡単に部品を交換して自分の好みの音質にすることも可能です。

 

では、早速組み立ててみましょう。

 

1.準備するもの

 

1. LV2.0 オーディオアンプキット Premium

2. スピーカープロテクションキット LV2-SPPM-KIT

3. プロテクション用リレー LV2-SPPM-OP2

または

    プロテクション用FET LV2-SPPM-OP1

 

プロテクションキットは、スピーカーやヘッドホンを保護するモジュールです。不慮の故障に備えて是非搭載してください。

 

2.必要な工具

 

工具の使い方について説明しています。制作時の参考にしてください。

・ 電子工作に必要な工具の種類と使い方 【ハンダ付け編】 【ワイヤー処理編】 【測定編】 【穴あけ編】

 

ヘッドホンアンプキットを作成するには、ハンダ付けの工具が必要です。【ハンダ付け編】 を参考にして準備してください。

ワイヤーをカットするためのニッパーとラジオペンチも必要です。 【ワイヤー処理編】 を参考願います。

作成したヘッドホンアンプキットをチェックするのにテスターが必要となります。 【測定編】 を確認してください。

 

これ以外に+のドライバーが必要です。パネル取り付けのために短いドライバーもあると便利です。

また、トップカバーをとめるネジは六角レンチになります。 2mmの六角レンチをご用意ください。

モンキーレンチスパナもあると組み立てが楽です。

 

3.組み立て準備

 

まず、部品が全て揃っているか確認してください。

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基板モジュールの一覧です。ヘッドホンアンプは組み立て済みのものを載せています。左上からシステムマイコン基板、ヘッドホンジャック基板、USB-DAC基板、プリアンプ基板です。下段左からヘッドホンアンプ基板、パワーアンプ基板、AC/DC電源基板、DC/DC電源基板となります。

 

4.ヘッドホンアンプキットの組み立て

 

Premiumでハンダ付けが必要になるのは、ヘッドホンアンプキットだけです。

ここに詳しい作成方法が書いてあります。

 

ヘッドホンアンプキット LV2-HPAM-KIT 作成方法

 

電圧のチェック方法も記載してありますので、同様にチェックしてください。

 

【ワンポイントアドバイス】

Premiumは、ヘッドホンアンプキットが無い状態でも全動作が可能です。もちろんヘッドホンも聴くことができます。

本体の組み立てを先に行って、完成後に後からヘッドホンアンプキットを作成して取り付けることも可能です。

ハンダ付けは後回しにして、早く組み立てて動作させたい人はここを飛ばしてもかまいません。

 

5.組み立て-1 システムマイコン基板、ヘッドホンジャック、フロントパネル、リアパネル、トランス

 

 ①表示窓フィルターの取り付け

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フロントパネルに表示窓フィルターを両面テープなどで固定します。

ネジの逃げの切り欠きがありますので、写真の向きに取り付けてください。

 

②スペーサーの取り付け

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実際には、基板に取り付けてシャーシにつける方が良い場合もありますが、全体の配置がわかるように取り付けてみました。赤丸のスペーサーは10mmのオスネジ付きです。

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赤丸の左側2本は、ヘッドホンジャック用の6mmのスペーサーです。ネジはM3×4mmの短いネジで固定してください。右側の4本(2本しか写っていませんが)は、システムマイコン基板用の8mmのスペーサーを使用します。

 

これ以外のスペーサーは、全て10mmのスペーサーを使用します。

 

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スペーサーは種類が多いので注意してください。
左から20mm、10mm、10mmオスネジ、8mm、6mm、5mmです。

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ネジもいろいろ入っていますが、基板を固定するのは、この2種類です。
左側がほとんどの基板に使用するM3×5mmです。右側のM3×4mmは、ヘッドホンジャック基板固定用です。
真ん中のは、アースを取るための菊座金(ワッシャー)です。

 

③システムマイコン基板の取り付け

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8mmのスペーサーM3×5mmのネジで止めます。

 

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一気に止めてしまわずに、写真のように4本を軽く止めてから最後に締めてください。
赤丸の位置にはアースを取る菊座金を入れてください。

 

【ワンポイントアドバイス】

スペーサーを基板や、シャーシにネジ止めする場合は、最初からネジをきつく締めないでください。

ネジ穴は余裕をもたせるためネジより大きめに作ってありますので、ずれた位置で固定してしまうとシャーシや基板の穴位置とずれが生じて取り付けられなくなります。

また、取り付ける場合も1本づつ締めてしまわずに、4本(または2本)を全て軽く止めてから最後に締めるようにしてください。

 

④ヘッドホンジャックの取り付け

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説明書にあるように、ヘッドホンジャックの端子がフット(足)のネジにぶつかることがありますのでニッパーなどでカットします。

 

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6mmのスペーサーM3×4mmのネジで軽く固定します。

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シャーシに取り付けます。この時のネジもM3×4mmを使用します。

 

 

 ⑤フロントパネルの取り付け

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フロントパネルはこのネジで固定します。

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4か所を止めますが、4か所均等に少しづつ締めてください。ヘッドホンジャックの穴位置と合うように確認してください。

 

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フロントパネルは最後に取り付けたいところですが、先に取り付けないとネジ止めが非常にやりにくくなります。
傷などつかないようにマスキングテープを貼っておくと安心です。

 

⑥リアパネルの取り付け

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さきに、スピーカーターミナルを止めます。スパナやレンチを使用してしっかり固定しましょう。ナットは12mmになります。

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スピーカーターミナルを取り付けた後にコネクターを取り付けます。(説明書のW12,W13タイプ4になります。)

 

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リアパネルを止めるネジはタッピングスクリューと呼ばれているネジです。
リアパネルにはネジ山がありませんので、このネジで少し力を入れながらネジ山を作りながら締めます。

 

<ワンポイントアドバイス>

リアパネルの取り付けを行うシャーシは細いので強度が無く簡単に曲がってしまいます。

また、普通のネジと違って少し力が必要ですので、細いシャーシが曲がらないように手でしっかり固定して締めてください。

 

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リアパネル取り付け後、ACインレットにヒューズをセットします。(3Aのものをセットしてください。赤丸のヒューズは予備です。)

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ACインレットは、写真のように片側からはめ込んだ方が取り付けやすいです。

 

⑦トランスの取り付け

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手前のネジとスプリングワッシャーとナットで取り付けます。

 

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シャーシ下からネジを通して、ワッシャーを入れてナットで止めます。

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写真のようにモンキーレンチかスパナでしっかりと固定してください。

 

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トランスの固定が終わったら、ACインレットに1次線を配線します。(ここは100Vがそのままかかっている部分です。)

 

 → 組み立て後編に続きます。

 

<関連記事>

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オーディオアンプキット LV-2.0MINI(LV2-KIT-MINI) 組み立て方法 その1:準備編

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<参考記事>

・ LV-2.0 シリーズ音質改善 その1 その2 その3

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Linkman製 フォノイコライザーキット LV2-PE-KITの作成

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